HPでは、廃棄物を減らし、環境に配慮した活動を取り入れることで、サステナブルな未来の創造に取り組んでいます。私たちは、TerraCycleのような革新的なリサイクル企業とともに、ポジティブな変化を促し、他の人々がそれに続くよう刺激することを誇りに思います。私たちは、少しの創意工夫と強い信念があれば、ほとんどすべてのものがリサイクルできることを証明しようとしています。
 
誰でも居住地のリサイクル プログラムをよく知っていますが、これらは対象品目が限られた数量の製品に限定されています。これはすなわち、本当にリサイクルしたいものの多くが埋め立て処理されていることを意味しています。 そのやり方でなくてもよいのです。自分のカーボン フットプリントを減らすために、リサイクルを簡単に行うために、皆さんが購入できる製品や、購読できるプログラムが存在しています。
 
そうしたプログラムの 1 つが HP のインスタント インクです。この独自のサブスクリプション サービスは、新しいインク カートリッジをお客様にお届けし、古いカートリッジを責任を持ってリサイクルするものです。2016 年以降、9 億 6200 万個のインクとトナー カートリッジをリサイクルし、埋め立て処理を回避しています。しかし、それだけではありません。55 億本以上のプラスチック ボトルと 1 億 4300 万個以上のプラスチック ハンガーを含む、カートリッジ本体をリサイクル素材で作成しています。リサイクルへのコミットメントについてお話しましょう。
 
この取り組みを行っているのは HP だけではありません。Colgate、Gillette、BIC などの企業やブランドが、消費者がリサイクルしやすいよう設計された製品を多数開発しています。また多くの企業が直接的なリサイクル プログラムを開発しています。Baush + Lomb は米国中の7000 箇所を超えるアウトレットで使用済みのコンタクトレンズとパッケージングを回収しています。MAC Cosmetics の消費者は化粧品のケース 6 個を返却するとお礼として無料の口紅がもらえます。そして、H&M の洋服回収プログラムでは、不要になった洋服を状態やブランドを問わず簡単にリサイクルできるようにしています。
 
TerraCycle の CEO である Tom Szaky 氏は、こうした消費者向けの取り組みの重要性を理解しており、同社が「環境と消費者が購入する商品について、重大な関心を持っている」と述べています。どの企業もリサイクルを優先課題にすることが重要です。Szaky 氏によれば、「すべての物がリサイクルによって別の命を与えられ、再び息を吹き返すか、または違う物に生まれ変わることができる」のです。
 
リサイクル素材から製品を設計することや、HPインスタント インクをはじめとする多くの革新的なプログラムを通じて、HPをはじめとする企業が 1 つずつリサイクル製品を生み出し、環境への責任を果たす世界の創造に寄与しています。